膝の前方の痛み(オスグッドやジャンパー膝)の原因は姿勢や身体の使い方にあります! ④
こんにちは!
HK LABOの服部です。
3回ほど前に膝の正面に痛みがある方はジャンプが苦手の方が多いというお話をしました。
今日はなぜジャンプが苦手になってしまうかを説明していきたいと思います。
ジャンプの中でも今回は腰を落として跳ぶようなイメージをしてください。
ここでも大切になってくるのはお尻です。
膝の痛みのある方に、ジャンプをしてみてください、と言うとイラストの左のように膝を前に出して跳ぼうとします。
体の使い方の上手な方は右のイラストのようにお尻を後ろに出して体を沈めて跳ぼうとします。
この体の使い方の違いはそのまま使う筋肉に大きく影響してきます。
左のイラストのように膝を前に出す体の使い方は、太ももの前の筋肉を使いやすい跳び方です。
今回のシリーズで何度も出てくる膝の痛みを作りやすい筋肉です。
逆に右のイラストでは股関節がしっかりと曲がっています。
この状態で跳ぼうとすると先ほどの太ももの前ではなくお尻の筋肉で跳ぶことが出来ます。
絵だとわかりにくい方はスキーのジャンプ競技の姿勢をイメージしてみてください。
膝が前に出ずに股関節がしっかりと曲がっているイメージができるのではないでしょうか。
股関節を曲げて体幹を前に倒すことがお尻の筋肉が働くかどうかのポイントになってきます。
お尻の筋肉は大きくてパワーもあるのでジャンプをするときにとても大切な筋肉になります。
膝の痛みがある方はこの大切な筋肉がうまく使えていないので、ジャンプが苦手な方が多いのです。
今回のお話だけではなく体の痛みのある方は無意識のうちに負担のかかる体の使い方をされています。
その後の競技にも大きく影響してくるため、痛みを我慢してスポーツを続けるのではなく、しっかりとケアをすることをお勧めします。
当院は足・膝・股関節の痛みやスポーツ障害を得意とした治療院です。
姿勢、歩き方、体の使い方を細かくチェックさせて頂き、痛みの根本的な原因を解決して、豊かな生活のお手伝いをさせて頂きます。
豊明市、刈谷市、大府市、緑区にお住いの痛みでお困りの方、諦める前に一度ご相談ください。