膝の前方の痛み(オスグッドやジャンパー膝)の原因は姿勢や身体の使い方にあります! ③
こんにちは!
HK LABOの服部です。
皆さんゴールデンウィークはいかがでしたか?
お子さんと遊ばれたり、久しぶりに体を動かして疲労が出ている方もみえるのではないでしょうか?
急に体を動かすと痛みも出やすいのでストレッチなどで日頃から体のケアをしてみてくださいね。
今回も前回に引き続き、オスグッドなどの膝の正面の痛みのお話をしようと思います。
前回は膝の痛みの原因となっている体が後ろに倒れているような姿勢を戻すためにはまずお尻の筋肉をほぐして股関節の柔軟性を作る必要があります。
というお話をしました。
前回、少しお話をしたのですが、なぜストレッチではなくマッサージなのかという事ですが、硬い筋肉ほどストレッチが効きにくいです。
例えば柔らかいゴムと硬いゴムをつなげて引っ張ると柔らかいゴムのほうばかりが伸びると思います。
体でも同じようなことが起きていて原因となっている硬い筋肉をいきなり伸ばそうとしても伸びにくくなっています。
そのため、いきなりストレッチをするのではなくマッサージで柔らかくしてストレッチをしやすい状態にしてあげる必要があるのです。
今回は前回ほぐした大殿筋という筋肉のストレッチを紹介します。
やり方としては下の絵のように片方の足首を反対側の膝の上にのせて体を倒します。
この時にポイント腰を丸めるのではなく、骨盤を倒すという事です。
きれいに骨盤が倒れれば、それほど体を倒さなくてもお尻に伸張感が出てくるはずです。
ストレッチの時に倒す角度を気にする方がみえますが、大切なのは狙った場所に伸張感が出るかどうかです。
あまり倒してもお尻が伸びない方は前回のマッサージがまだ足りていないかもしれません。
またお尻の柔軟性が確保されていないと、ストレッチ中に腰痛が出る方もみえると思いますので、痛みのある方は無理せずにマッサージを入念に行ってください。
なぜこのストレッチがいいのかという事ですが、前回、骨盤が後ろに倒れることで太ももの前の筋肉が過剰に使われるというお話をしましたが、このストレッチは骨盤を前に倒すような運動にもなるので重心を前に戻してくれるからなんです。
重心が前にいくと太ももの前の筋肉を使わずに立ったり歩いたりできるようになるので、膝の痛みが減るという事です。
もちろんこれだけですべての方の痛みがなくなるわけではありませんが、オスグッド・シュラッター病などでお困りの方は痛みが減る方も多いと思いますので、一度試してみてください。
当院は足・膝・股関節の痛みやスポーツ障害を得意とした治療院です。
姿勢、歩き方、体の使い方を細かくチェックさせて頂き、痛みの根本的な原因を解決して、豊かな生活のお手伝いをさせて頂きます。
豊明市、刈谷市、大府市、緑区にお住いの痛みでお困りの方、諦める前に一度ご相談ください。