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今日の新患さん【右腰部の痛み】

今日の新患さんはフットサル中に腰を痛めた男性の方でした。

学生時代はアイスホッケーの国体選手で今でもフットサルやランニングなどで体を動かされている方でした。

 

今日は右の腰に痛みが出て、整形を受診したようですが軽いヘルニアと言われた様ですが、痛みが引かないためご来院されました。

ヘルニアを簡単に説明すると、腰の骨(腰椎)の間にある椎間板という柔らかい組織が後方に出てしまう事で痛みが出たり神経を圧迫して痺れが出る疾患のことを言います。

 

実はある程度年齢を重ねるとヘルニアを持っている人はとても多いです。

個人的には50代以上で検査をすると軽めのヘルニアならほとんどの人が持っているのではないかと思っています。

 

しかし、無症状の方が多く、痛みがある方でもヘルニアと痛みは関連性がないことがとても多いです。

その為、痛みはどこからきているかをしっかりと判断することが大切になります。

 

 

今日の方は起床時や前かがみ姿勢や前屈で右の腰が痛くなるとのことでした。

痺れが無いことや痛みの部位を確認しても、痛み自体はヘルニアではなく筋肉の痛みだと判断して治療を行いました。

 

痛みは股関節が内転位になることで骨盤が右側にズレているせいで、そのまま右腰部の筋肉(腰方形筋)が引っ張られることで出ている痛みの様でした。

 

今回は内ももの筋膜リリースを行って、最初に確認した前屈時の痛みを最後に確認すると痛みはかなり軽減したようでしたので、セルフリリースをお伝えして、来週火曜日にまた診せて頂く事になりました。

 

 

実は今日の方は、1か月ほど前に当院の近くの古民家の飲食店でお会いした方でした。

そこの会長さん(オーナー)を通じて知り合った方でした。

「何かあったら行きます。」と言ってくださって、約束通り来院して下さいました。

こういった縁で来て頂けるのも嬉しいですね。

そういった縁で信頼して来院して頂けたので、その期待を裏切らないようにしっかり治していきたいと思います。

 

 

柔道整復師  服部 耕平

 

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