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今日の新患さん【左膝のお皿の痛み】

今日の新患さんは9歳の女の子でした。

 

膝をぶつけてから2週間ほど経ちましたが、一向に良くならずに整形でレントゲン・MRI・血液検査を行いましたが、はっきりとした原因が見当たらず、このホームページをご覧になって当院を来院されました。

来院時は松葉杖をつくほどの痛みでした。

 

よく踵や足首が痛くなり、成長痛と言われることが何度かあったようですが、膝の痛みは初めてとのことでした。

 

 

問診の際にまず気になったのは座った姿勢ですでに極端に骨盤が後傾していることでした。

安静時には痛みが無く、歩行時や体重をかけた際に左ひざに痛みが出るという事とお皿が「パキッ」となることがあるとのことでした。

 

先に整形で検査をしてきているので、骨や内科的な疾患の可能性は少ないかなと思いながらも痛みが強いため少し注意して見させてもらいましたが、やはり骨盤後傾による膝蓋大腿関節の痛みと考えられました。

音が鳴るのもお皿と太ももの骨が擦れてなっているのではないかと考えられました。

 

特にスポーツはしていないようなので、この姿勢になる原因は日常生活にあると思ったので話していくと家でタブレットをずっと見ていてその時の姿勢が悪いという事だったので、その時の姿勢やタブレットを触り時間を減らしてもらうように説明して、治療は骨盤の後傾を戻すようにお尻の筋肉をリリースしていきました。

 

治療後は歩行時痛が軽減して、音も少なくなりました。

 

 

今は運動もできずに体育の授業もずっと見学してるとのことでした。

目安は2ヵ月とお伝えしましたが、少しでも早く治せるように頑張りたいと思います。

 

柔道整復師  服部 耕平

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