浮腫みはなぜ起きるんですか?
こんにちは!
HK LABOの服部です。
今日は患者さんからよくある質問シリーズです。
「浮腫みはなぜ起きるんですか?」
「どうしたら浮腫みは減りますか?」
足の浮腫みやダルさで悩まされている方はほんとに多いです。
特に膝の痛みや外反母趾で悩まれている方の多くは一緒に浮腫みなどの悩みを持たれています。
どうして浮腫みが起きるかというと、当たり前ですが血行が悪くなって、血液がその場所に停滞してしまうからです。
その血液の停滞がなぜ起きるかという事が大切ですが、大きく分けると三つあります。
血液がドロドロになり流れにくくなる事、血管が何らかの理由で細くなり血液の通り道が狭くなってしまう事、
もう一つが血液を運ぶ力が弱くなってしまう事です。
血液がドロドロになってしまう原因は食べ物などの食生活を改善したり、運動が必要になります。
血管が細くなってしまう原因は血管の中に血液の塊ができて通り道が狭くなったり、骨や筋肉に圧迫されたり様々な原因があります。
最後の血液を運ぶ力が弱くなるとはどういうことか。
血液は心臓の力と筋肉の力で運ばれています。
心臓は血液を送り出すと同時に体の血液を集める役割もあります。
心臓の力が弱くなると全身の血液が戻りにくくなり、浮腫みにつながります。
特に重力があるのでふくらはぎなどの足は浮腫みやすくなります。
最後に筋肉の力で血液を運ぶとはどういう事か。
ここが私自身が重要だと思っているところで、柔道整復師でも改善していけるところだと思っています。
血管には血液を送り出す力はありません。
その為、筋肉が血管を圧迫する事で血管の中の血液を送り出します。
この力が弱くなると心臓に血液が戻りにくくなってしまいます。
つまり、自分の筋肉をうまく使えるようにしてあげる事で改善できる浮腫みもあるという事です。
特に第二の心臓と言われるふくらはぎ。
様々な浮腫みの原因がありますが、意外とこの筋肉が使えていなくて起きている浮腫みが実際には多いように感じています。
浮腫みのある患者さんの中にはすでにウォーキングなどをされている方もみえますが、姿勢や歩き方が悪いままだとこのふくらはぎの筋肉がうまく使えません。
姿勢や歩き方を整えてつま先にしっかりと体重をかける事でふくらはぎの筋肉がしっかりと使えてきます。
といってもいきなり姿勢や歩き方を変える事は難しいので、歩く時のポイントを一つだけ絞りましょう。
指先でしっかりと地面を蹴る事!
指先を使う事で先ほどのふくらはぎの筋肉が働くようになります。
普段歩く時にこれだけでも少し意識して歩いてみてください^ ^
当院は足・膝・股関節の痛みやオスグッドなどのスポーツ障害を得意とした治療院です。
姿勢、歩き方、体の使い方を細かくチェックさせて頂き、痛みの根本的な原因を解決して、豊かな生活のお手伝いをさせて頂きます。
豊明市、刈谷市、大府市、緑区にお住いの痛みでお困りの方、諦める前に一度ご相談ください。