太もも(大腿)の外側の痛み、ダルさでお困りの方へ。
こんにちは!
HK LABOの服部です。
少しずつ涼しくなってきて、夏場に休んでいた方でも散歩を再開した方も多いようです。
今日はそのような良く歩く方に多い、大腿(太もも)の外側の痛みについて書いていこうと思います。
こちらのブログでは簡易的に書きますので、もっと詳細を知りたい方は「研究所」の方をご参照ください。→歩いた時の太もも外側の痛み・痺れでお困りの方へ。
こちらにかなり細かく書いてあります。
少し歩くと太ももの外に痛みや張りが出るという方も多いのではないでしょうか。
なんとなく痛いけど、たくさん歩いたからこれぐらいは当たり前だと思っていませんか?
痛みまで感じなくても張りやダルさを感じている方もいると思いますが、痛みになる前の初期症状になっている事がほとんどです。
太ももの外側には腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)というこんな靭帯があります。
お尻の筋肉や太ももの筋肉と膜状に繋がっている大きな靭帯です。
この部分に痛みが出る方が多いですが、なぜここが痛くなるのでしょうか。
これにはまたまたいつもの歩き方が関係しているのです。
ここに症状が出る方は歩く時に骨盤が横に流れてしまいます。(スウェーと言ったりします。)
そうなるとこの腸脛靭帯という組織が引っ張られて突っ張ってしまうわけです。
これが歩くたびに繰り返し起こり腸脛靭帯に過剰な負担がかかることで痛みやダルさになるというわけです。
ここに症状がある方はほとんどの方が骨盤が不安定な状態で歩いています。
骨盤が不安定になってしまう原因は
① 股関節の柔軟性の低下(特に開脚が硬い人が多いです。)
② 上半身重心の後方化(猫背など)
③ 上半身の重心の位置が左右どちらかによっている。(体が傾いている)
④ 偏平足になっている。
などなどが挙げられます。
治療ではこれらチェックを行って原因になっている部分を改善していきますが、今日は原因になっている事が多い①の改善方法について書いていこうと思います。
これは単にストレッチや筋膜リリース、セルフマッサージでもすぐに効果が出やすいです。
股関節の柔軟性、特に今回は開脚の柔軟性を改善させていきたいのですが、そんな時に狙う筋肉は内ももにある筋肉。
内転筋です。
最初は単純にこの部分をご自身でマッサージしてみてください。
筋膜リリースグッズをお持ちの方はリリースグッズを使ってもらうと効果が早く出ます。
そして最後はストレッチですね。
伸脚のようにストレッチをしてもらえれば良いのですが、ここで一つ大切なポイントがあります。
それは骨盤を立てるという事。
骨盤を立てるというとなかなか意識できない方も多いと思うので、
◎ 腰を丸めない
◎ 胸を張る
◎ 目線を上げる
このような意識しながらやってもらえると良いと思います。
上の写真では骨盤が倒れているかわかりずらいですが、この写真ぐらい上半身が前に倒れると思います。
これが出来ていないと
「やってるけどなかなか効果が出ない。。。」
ということになってしまいます。
身体が硬い人ほどストレッチがやりずらくなっています。
時間や強度よりもまずは丁寧に正しい姿勢で行う事が一番大切になりますので、骨盤の傾きはしっかりと意識して行ってください。
冒頭でも書きましたが、「研究所」の方でもっと細かく書いていますので、もっと知りたい方はこちらをご参照ください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
当院は足・膝・股関節の痛みやオスグッドなどのスポーツ障害を得意とした治療院です。
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柔道整復師 服部 耕平