今日の卒業患者さん【むち打ち】と今日の新患さん2名【右腰部の痛み】【右腰部の痛みと右手首の痛み】
今日は1人の方が完治して卒業となりました。
年末に交通事故でむち打ちになってしまった方ですが、なんとか1ヶ月で無事に完治となりました。
昨日、病院で治療は終了となりましたが、今日は手土産を持って挨拶に来て下さいました。
手土産を持ってきてもらえるのは嬉しいですが、病院で治療終了になった事を来院して報告してもらえるのは初めてだったので、嬉しかったです。
家族の方も首が痛いようで予約も取って下さいました。
こうやってご紹介して頂けることも本当にありがたいです。
今日は新患さんも2名来られました。
お1人は掃除の仕事をされている女性の方で右の腰の痛みと右肘から手首の所に腱鞘炎のような痛みがあるとの事で受診されました。
腰は常に痛みがあるようで特に朝方の動き始めの痛みが強いようでした。
手首の痛みもあるけど、まずは腰をどうにかしたいとの事だったので、腰を重点的に治療していきました。
腰は骨盤が全体的に右にスウェー(側方移動)してしまっていて、右の腰方形筋もしくは起立筋群が引っ張られてしまって、かなり張りが出ていました。
これは腰を緩めるのでは無くて、スウェーが起きる原因になってる筋肉・筋膜を緩めていきます。
今回は内ももの内転筋によって引っ張られていたのでここを緩めていきました。
痛みの再現性(その場で痛みが出るか)が無かったので、また1週間様子を見てもらう形としました。
今日は新患の方がもう1人お見えになりました。
4日ほど前から右腰が痛くなり、2日前に荷物を保とうとした時に悪化してしまい、本日来院されました。
前屈をすると痛みが出て、仕事でも中腰になることがあるので、早めにどうにかしたいとの事でした。
この方もスウェーによる右腰部の痛みでしたが、この方の場合は骨盤が閉じる(インフレア)の要素が強かった為、太ももの外の筋肉を重点的に緩めていきました。
最初は立った状態で60°ぐらい体を倒すと痛みが出ていましたが、80°〜90°ぐらい倒せるようになりました。
今日の方もそうでしたが、痛みが出ると運動不足を気なされる方が多いですが、ほとんどの痛みは柔軟性の低下によって起きてきます。
その状態で急に運動を始めるとかえって痛みが出ることもあるので、焦らずにしっかりと筋肉を緩めたり、ストレッチをしてまずは痛みをなくす事を最優先に考えていかないといけないですね。
運動はそれからでも十分なので、無理せずしっかりと治療をしていきましょう。
柔道整復師 服部 耕平