今日の再診患者さん(首の痛み)
1/4は以前みえていた患者さんが今回は首の痛みで来院されました。
年末から痛みが出たようですが、休診だったので年明けになってしまいました。
1番の訴えは首を左に倒すと左の首に痛みが出る事で、左を向く時にも左側に少し痛みが出るようでした。
神経症状や神経の確認テストでは問題がなかったので、姿勢や筋膜の確認をしていきました。
左に倒した時の痛みは右肩甲骨が下がってしまっている事で、右の僧帽筋や肩甲挙筋と言われる筋肉が引き伸ばされて、首を左に倒せなくなっている状態でした。
この場合は左の首を施術してもなかなか痛みは引いていかないので、右肩の治療を行いました。
左を向けないのはまた別の原因で本来、左を向く時には鎖骨や肩甲骨が一緒に連動して動くはずなのですが、鎖骨が前方に固定されてしまって、後方に動かなくなってしまったいるのが原因だったので、こちらをリリースで修正していきました。
施術後は可動域が広がっていましたが、右の肩はまだ下がっていて左に倒した時の痛みも残っているので、少し繰り返しの治療が必要ですね。
首に限らず痛みの原因は実は反対側という事がよくあるのでこの辺りも見落とさないようにいつでも丁寧に確認していく必要がありますね。
柔道整復師 服部 耕平