今日の新患さん【右腰と右太もも前面の痛み】

今日の新患さんは50代の女性の方でした。

3日ほど前に椅子から立ち上がった際に右腰部に痛みが出現し、そのまま腰をかばって歩いていると右の太ももも痛くなったとのことで来院されました。

 

問診後に姿勢や骨盤のチェックから行うと、やはり右の骨盤が前方にズレてさらに高くなっていました。

さらには大腿も内向きに捻じれていました。

たびたび出るこの太ももの内向きの捻じれ問題ですが、内向きに捻じれた状態で骨盤が後方に倒れる（後傾）と通常よりも強く倒れてしまいます。

そうなると腰の筋肉や靭帯が引っ張られてしまい、痛みが出やすくなります。

今日の方は座っていて立ち上がった時に痛みもですが、腰が伸びないという事も言われていました。

これは筋肉が引っ張られた状態で固まってしまい、動かしにくくなっているという事だと思います。

 

今日はこの内向きの捻じれを取って骨盤の前傾を促すように施術を行いました。

 

膝に関しては、腰をかばって膝を曲げながら歩くことで太ももの前にある四頭筋という筋肉に過剰に負担がかかっている事が原因かと思われます。

 

この筋肉は骨盤が前傾することで負担が減るので腰の治療の中で骨盤を前傾させていくと減っていくと思います。

 

今日の患者さんはお知り合いのお子さんが当院に来院されたことがあって、その方からの話で来院して下さりました。

こうやってご紹介をしていただけることは本当にありがたいです。

一人一人の方と、痛みと向き合って多くの方に喜んでもらえるように頑張りたいと思います。

 

柔道整復師　　服部　耕平