今日の新患さん2名【腰部~大腿部の痛みの方】と【右臀部痛の方】、卒業患者さん
今日は2名の新患さんと卒業となった患者さんがお一人みえました。
新患さんの一人目の方は寝て起きたときに腰部から大腿後面にかけての痛みの方でした。
外国の方で問診が難しい部分もありましたが、だからと言って痛みの出方まで違うわけではありませんので、普段通り痛みの原因を見つけていきました。
この方は骨盤後傾による腰部の筋肉の伸張痛(引っ張られる痛み)と判断して、さらに左内ももの筋肉も悪さをしていたため、左の方が若干痛みが強い状態でした。
今日は骨盤後傾と股関節の動きを改善するようにリリースをしていくと治療後はうまく曲げれるようになっていました。
2人目の方は身体を右に捻った際に右のお尻に痛みが出て、その後に右ふくらはぎに痺れが出てきた様でした。
おそらく整形や病院を受診すると「坐骨神経痛」もしくは「ヘルニア」と言われるような状態だと思います。
昔、整形を受診した際には軽いヘルニアと言われたことがあるようでした。
僕としては坐骨神経痛という言葉では終わらせたくないので、太ももの骨が内に入ること(股関節内転)でお尻の筋肉が引っ張られているパターンの痛みという判断をしました。
痺れも筋肉の下にある神経が圧迫されている可能性もありますが、膝、足首もチェックすると足首にも怪しい部分がありその可能性も頭に入れて治療をしていきました。
今日の主訴は歩行時痛でしたが、股関節の外転(開脚)の可動域を改善することで大分痛みは引いた様でした。
股関節と足自体の問題と2つの可能性があるので、徐々に原因を特定していきたいと思います。
そして、今日は3月初旬から腰痛で見えていた方が完治して卒業となりました。
この時にみえた再診患者さんですね。今日の卒業患者さん【背部痛】と再診患者さん【腰部の痛み】
ちょうど1年ぐらい前にみえて再受傷という形だったので、再度セルフケアの説明をして今日で終了とさせて頂きました。
来院してもらえること自体は嬉しいのですが、痛くて来る場所なので、なるべく再度来なくても良いような治療やケアの方法をこれからもお伝えしていきたいと思います。
理想はそういった方と街のどこかで笑顔でお話しできたら良いですね。
柔道整復師 服部 耕平