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変形性股関節症・股関節痛

ここでは変形性股関節症の簡易的な概要のみの内容になっていますので、詳細や具体的な治療法を知りたい方はこちらをご覧ください。⇒ 「変形性股関節症」と言われて、歩行時の股関節外側の痛みでお困りの方へ。

 

臼蓋形成不全でお困りの方はこちら ⇒ 臼蓋形成不全でお悩みの方へ。

 

変形性股関節症ではないけれど、大腿外側(太ももの外側)の痛みの詳細や具体的な治療法はこちらをご覧ください。 ⇒ 歩いた時の太もも外側の痛み・痺れでお困りの方へ。

 

 

Contents

症状

変形性股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。股関節は鼠径部(脚の付け根)にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。

関節症が進行すると、その痛みが強くなり、場合によっては持続痛(常に痛む)や夜間痛(夜寝ていても痛む)に悩まされることになります。
一方日常生活では、足の爪切りがやりにくくなったり、靴下が履きにくくなったり、和式トイレ使用や正座が困難になります。また長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなりますので、台所仕事などの主婦労働に支障を来たします。階段や車・バスの乗り降りも手すりが必要になります。

 

原因

変形性股関節症には原因疾患が明らかでない一次性股関節症と、先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全など、他の疾患に続発する二次性股関節症があります。

変形性股関節症の多くは臼蓋形成不全が原因で発症します。股関節には、臼蓋という受け皿のような部分があり、大腿骨の先端の骨頭が臼蓋に納まるように構成されています。この臼蓋の形状が小さすぎるなど不完全なために、股関節に痛みを生じるのが臼蓋形成不全です。臼蓋形成不全は臼蓋の形成が不完全なために、大腿骨側の軟骨に摩擦が生じて軟骨が磨り減ります。

その結果、股関節が変形して炎症が起きてしまうのです。自分が臼蓋形成不全であることに気づかずに年齢を重ね、中高年になって痛みがでる場合が多いです。

 

治療法

筋肉や関節の動きの評価を行い、筋肉、筋膜、関節の動きを整えてから、悪い体の使い方を変えていくエクササイズを行い、患部にストレスのかからない体づくりをしていきます。

 

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